「蟹の王様」はカニじゃない!?

タラバ蟹 カニ 雑学

「蟹の王様」といえば、、、?

人によって蟹の好みはそれぞれあると思いますが「毛ガニ」、「ズワイガニ」、「タラバガニ」とこの3つのうちのどれかというのは予測がつくのでは?

こちらの記事では「蟹の王様」がどの蟹なのか?

そして、「蟹の王様」が「カニ」ではないということについてご紹介していきます。

蟹の王様とは?

結論からになりますが「蟹の王様」とよく言われるのはタラバガニのことなんですね。

タラバ蟹

そして、このタラバガニが実はカニじゃないという驚きの事実を知っている人は少ないのではないでしょうか。

実はタラバガニはタラバガニ科に属しているのですがこのタラバガニ科は生物学上はヤドカリの仲間なんですね。

つまり、タラバガニはヤドカリということなんですw

 

では、なんでタラバガニっていうカニの名前がついたかですが、漢字ではタラバガニはこう書きます。

「鱈場蟹」

つまり、鱈がいる場所(漁場)に良く生息していたことで鱈場蟹となったみたいなんですよ。

 

蟹じゃないのに蟹のキングとして君臨しているタラバガニ。

蟹の王様たる所以はやっぱりその食べごたえではないでしょうか?

 

脚一本を頬張ったときの満悦感といったらたまらないですからね♪

味においてもカニの旨みたっぷりのカニ汁がジューシーで、程よい噛み応えとボリュームが貯まらないですからね。

まさに、カニの王様というにふさわしいと思います。

 

そしてたらば蟹がヤドカリの仲間という理由として足の数がまず異なります。

ふつうの蟹は5本脚の対で10本脚なのに対して、ヤドカリの仲間であるタラバガニは4本の脚が対になっているので8本脚なんですね。

食べることを考えれば足が2本少ないタラバガニは損してる(笑)

さらに普通の蟹が横歩きしかできないのに対してタラバガニは前進もできちゃうというのです。

そんなこんなで蟹の王様であるタラバガニは蟹ではないということになるわけです。

英語で蟹の王様は?

蟹の王様を英語でいえば「King crab」ですよね。

そして、この英語での「King crab」もタラバカニを意味します。

 

ちなみにズワイガニは英語では「Queen crab」と呼ばれており、毛ガニは「Hairy crab」といいます。

ズワイガニが女王で毛ガニは直訳なんですね。

 

世界的にも蟹の王様はタラバ蟹ということになるみたいですね。

タラバガニのおすすめの食べ方

タラバガニは生と茹でた状態の2種類のケースで販売されています。

 

「生」のタラバカニは生きたカニをそのまま冷凍して販売しているのに対して、ボイル蟹は一度茹でてから冷凍して販売しているものになります。

 

どちらがいいのかというのは食べ方をどうしたいのかによって変わってきます。

まずは生のタラバガニのおすすめの食べ方を紹介します。

生のタラバガニは刺身で食べれることや生食ができることが書かれているものであれば刺身でたべることも可能です。

一般的には新鮮なカニを取り扱っている店舗であっても「焼き蟹用」や「届いたらすぐに加熱調理してください」と書かれていますので調理を前提に販売されていることを覚えておきましょう。

それではおすすめ調理法を紹介します。

焼きガニ

焼きタラバ蟹

シンプルにしてタラバガニのうまみが堪能できる食べ方です。

七輪やグリルで焼いて食べることができアツアツのタラバガニを頬張るとほっぺが落ちそうになります。

七輪がなくてもホットプレートを利用して焼きガニを楽しむという方法もあります。

生のタラバガニを茹でて食べるよりもおすすめの食べ方です。

蟹しゃぶしゃぶ

かにしゃぶ

かにしゃぶというとズワイ蟹をイメージする人も多いかもしれませんが、タラバガニをしゃぶしゃぶ用に販売している通販サイトも存在します。

そういった生タラバはかにしゃぶで食べるのが当然おすすめとなります。

肉厚のタラバカニのかにしゃぶは贅沢の極み。

旨みとかにの甘味が増し満足度は非常に高い食べ方といえるでしょう。

 

続いて茹でたらばのおいしい食べ方です。

そのまま食べる

ボイルタラバガニ

茹でてあるボイルたらばがにはやはりそのままで食べるのがおすすめです。

切り込みや包丁が入っていないたらばがにも通販ではありますので蟹のさばき方がわからないという方はこちらの「かに本舗」さんの動画が非常にわかりやすいです。

ハサミのみでボイルたらばがにをさばいています。

まとめ

「蟹の王様」はカニじゃないというのはカニの王様である「たらばがに」がヤドカリの仲間だったということが結論でした。

しかし、タラバガニがカニじゃなくてヤドカリ科だとしておいしければいいじゃないですか(笑)

とにかく、タラバガニは王様といわれるだけの価値があるカニというのは間違いないのですから。

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